Teddy's Household

最愛エアデール「テディ」(RIP) がくれた犬猫万歳生活。 テディの愛猫ズ「トビー&ゾーイ」と ケリーブルーテリアズ「ルーイ&さくら」と暮らす雑多な日々。Fukuoka → Michigan → Washington DC → New York → Tokyo → London
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# 夏来る
連日25℃を超す真夏日に見舞われているロンドン地方。 公園で日光浴する人達の数もドッと増え、お散歩は早い時間に限る今日この頃です。


ここ最近ニンゲンの生活はゴタゴタしていますが、ケリーズもにゃんズも元気です。


相も変わらずの生活を送っていると言いたいところですが、実は、危うく我が家の公式メンバーが増えそうになる事件がありました。

とある週末のこと。 ケンジントンガーデンズを散歩中、さくらがすっかり背が高くなった草むらの中をぴょんぴょんウサギのように跳ねて遊んでいる姿をボーッと眺めていると、突然

ギャーッ、ギャーッ、ギャーッ!!!!


という何かの叫び声が聞こえて来ました。 よく見ると、さくらはただ楽しそうにピョンピョン飛び跳ねていたのではなく、何かを見つけて興奮して追いかけていたのです。 とうとうリスでも捕まえたのかと、慌てて止めに入ってみると、そこにいたのは・・・・



まだ羽も生え揃っていないインコのヒナでした。

地面を這いずり回って逃げ惑っていたのを素手で捕まえ、カバンの中に入れていたオーガナイザーを空にして保護。 鋭いクチバシで思いっきり咬まれましたが、さすが赤ちゃん、そう痛くはありませんでした。

上空には心配そうに飛び回っている親らしき姿もあるし、怪我もしていないことから、巣から落ちたてのところを運悪くさくらに見つかってしまったところだったよう。

このインコちゃん、ワカケホンセイインコという種類のインコで、北緯20度以南のアジア圏原産ですが、ペットとして輸出されるようになってから野生化が始まり、今や世界中のあらゆる都市で(東京含む)徒党を組んで世渡りする姿が見られるようになった「害鳥」です。(写真はインターネットから)。 

本当は・・・野鳥はむやみに保護するべきではありません。 大抵の場合、巣から落ちたヒナにでも親が側に控えていて餌を運んでくるものだし、むやみやたらに人間が手を出すよりは、そっとしておくのが鳥類保護の常識です。 

しかし、思わず手を出してしまったのは、まずプレデターさくらから守らなければならなかったからと、落ちていたその場所近辺に、囲い込みしてある花壇のような隠れ場所が全くなく、しかもワンコ銀座と呼んでもいいくらい、犬の通行の激しい場所だったからです。 そのままにしておけば、1時間後・・いや、下手すれば10分後には死んでいたでしょう。 

とにかく、拾ってしまったものは仕方がありません。 とりあえず、パーク・レンジャーに保護施設の紹介でもしてもらえないかと、ハイドパークにあるオフィスに行ってみたもののお留守。 隣接のオールド・ポリス・ハウスももぬけの殻。 ようやく騎馬警官を見つけ助けを乞うと、さすがに動物好きだったのか、いたく同情してくれ、あちこち連絡してパーク・レンジャー・オフィスの週末担当オフィサーに繋ぎをつけてくれました。 ここまでで保護してから1時間以上は経っていました。

やっと現れた担当オフィサーは、いかにもイギリス人らしい丸い赤ら顔の人の良さげなおじさんでした。 保護した経緯を説明すると、まず公園側では保護施設も無いしそのようなポリシーも無いし、ましては害鳥指定されている種類に手を出す事は出来ない旨と、元の所に戻すのがベストな旨を、もの凄く気まずそうに、こちらが気の毒になるくらいおろおろしながら教えてくれました。 

「そうですよね、そうですよね」と[嗚呼、やっぱり]と半ば諦めの境地で話を聞いていたのですが、「もし良かったらこちらで引き取っても構わないんだけど」とも頻繁に言ってくれ、[ああ、この人は私にこのヒナを死なせる重荷を担わせまいとしてくれてるんだなぁ、いい人だなぁ]と思ったので、[ダメ元なら、家に連れて帰ってとりあえず助けられるかやってみるしかないかな、鳥の餌とか買えるペットショップはどこだっけ?]と考え始めていたところ、

「あのね、ワイフと僕は水鳥のヒナなら何羽かレスキューの経験があるんだ。 だから、これくらい大きくなっていたら、ちゃんと育つかはそう悪い確率でもないと思うし、もし良かったら、本当にちゃんと育つかの約束は出来ないんだけど、これは本当に知っておいてもらいたいんだけど、でも、でも、トライしてみてもいいと思ってる・・・よ?」

という具体的な提案が!

「引き取ってもいい」って、本気で言ってくれてたわけです。 害獣指定されているということは、もちろんちゃんと育てば、ペットとして育てると言ってくれているわけです。 いい人過ぎるーーーっ!

保護した張本人が責任転嫁をするのは気が引けるけれど、犬2頭、猫2匹を抱え、いつまた海外に出る事になるか分からない身には有り難すぎるオファー、ありがたくお受けしました。

後からインターネットで検索してみたら、ワカケホンセイインコの寿命は最長30年。 大柄で、大声で、神経質で、甘えん坊のくせにドライなツンデレタイプという、オウム科らしいやたら手のかかるインコだったことが判明しました。 手をかければそれだけ可愛くなりそうですが、今は手がかかるのはこれ↓だけで十分だし、危うい所に天の助けでした。

「え〜、なんでワタシだけぇ?」

たとえ鳥相手でも、ちょっかいを出さないように教えるのが一番大変だったのはさくらだったろうと思われ。

多分コイツラよりも。




インターネットで見つけたワカケホンセイインコちゃんたち:

柴犬りょうくんと暮らすローズちゃん。 愛嬌たっぷりです。


鳥の迷子センターサイトで見つけた「ぽちちゃん」です。 セキセイインコと比べたらその大きさが分かりますね。 2008年師走から迷子のようです。 無事であることを祈ります。




| comments(9) | trackbacks(0) | 09:05 | category: 動物福祉手帳 |
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コメント
とにかく良かった良かった〜!
落ちるヒナあれば、救う妻(奥さま)あり、引き取るレンジャー在りだね(^−^) あ、一文多いね。
| ZNK | 2010/06/29 8:15 AM |

動物好きの騎馬警官、パーク・レンジャー・オフィスの赤ら顔オフィサー、
そしてはちがとぶさんにレスキュー隊員さくらちゃん。
じめじめ梅雨時に心が爽やかになるいいお話!
素敵な国のみなさんに幸あれ!
ベッカムの出れないイングランドチームは残念だったけど・・・(爆)

| マフレ | 2010/06/29 9:13 AM |

ほんとに、ヒナチャンの行き先が見つかってよかったですね(^^)素敵なパークレンジャーオフィスのオフィサーさん。さくらちゃんは、ちょっとざんねんかも(^^)大阪は、ここのところ、すさまじい湿気の毎日です。そちらは、湿気のないカラッとした暑さですか?
| ケリーママ | 2010/06/29 1:34 PM |

☆Zちゃん☆
これでインコを地面からリタラリー「拾った」のは人生で3度目。2羽は単に迷子になって行き倒れかけてた元ペットのセキセイインコちゃん達だったけど(子供の頃ね)。そう言えば、ずっと昔ウチに当時の愛犬コータの鳴き声がやたら上手い、黄色いインコのナナちゃんがいたなぁ。逃げちゃったんだけど、あのコもどこかで誰かに拾ってもらえてたことを祈る。


☆マフレさま☆
ダンナに「さくらはサーチアンドレスキュー犬だったね」と(冗談で)言ったら、ものすごーく不審そうな目を向けていました。(笑) 何度か赤ちゃんバードのお世話は見た事があるので、見よう見まねでなんとかなるかなと思ったんですが、経験者に勝る者ナシですね。あのおじさんが助けてくれて、あのコの生存率もそれだけ確かになったと思います。イギリス人はほんと動物好きな人が多い印象で、そういう面を見る度にホッとします。


☆ケリーママさん☆
さくらは、とっても残念だったと思いますよ〜。「せっかく良いモノ見つけたのにぃ、さくらが見つけたのにぃ」という顔をしていました。
イギリスの夏の気候は本当に最高です。湿度が高いことは滅多になく、30℃近い真夏日になっても、日陰に入れば涼しいです。煉瓦造りの家は遮熱性も高いようで、風の通り道さえあれば、家の中もヒンヤリしています。我が家の場合は、風の通り道確保が難しいので、そう涼しくはないんですが、暑くもないという感じですね。暑さに極端に弱い私にはありがたい気候です。
| はちがとぶ | 2010/06/29 7:07 PM |

あはは~
迷い猫の次はインコちゃんでしたか・・・
って、笑ごとじゃないか?

しかしインコも良い人に見つけてもらって命が繋がったものだよ。うん。
まぁ最初はさくらちゃんが見つけたんだろうけどさっ。
きっと楽しいおもちゃ見つけたよ~って喜んでたんだろうね。

イギリス人って暖かい人達なのね~日本人ももう少しマニュアル通りの対応じゃなくって心のある対応してくれる人が増えてくれるといいな・・・
| あんまま | 2010/06/30 4:34 PM |

☆あんまま☆
あのおじさんならきっとすごく可愛がってくれるんだろうなぁと、容易に想像出来る人の良さでした。我が家でさくら+にゃんズの熱い視線を受けて暮らすのもどうかと思うしね〜。
本当に、マニュアル通りの対応じゃないよね。日本の方が便利とか丁寧とか言われているのは確かにそうなんだけど、イギリスの方が大人な国だなぁと思う事は多いのは、そういうところなのかもしれない。
| はちがとぶ | 2010/06/30 5:42 PM |

うわー、インコっていうから小さいのかと思ったら、
オウムくらいありそうじゃん。そんなのが都会の空を
バタバタ飛んでたら迫力だろうなあ。とりあえず、里親が
みつかって、よかったね♪鳥や爬虫類はとにかく長生きするから
遺書とかに誰が世話をするか書く人もいる、と聞いたなあ。
そういえば、先日うちの近所で茶色い大ワシが野鳥を
食い散らかしてる図、っていうのに遭遇。こんな街中の
住宅地で、、、って唖然としました。
| ねこっち | 2010/07/01 3:02 AM |

☆ねこっち☆
オカメインコよりちょっと大きいくらいなだけだけど、緑色の軍団が飛んでる様は中々の見物だよ。日本でも桜が満開の頃に桜の花を落とす外来種として、ちょっと悪名高くなってきたみたい。舌が長くないから、花の付け根にある蜜を吸うために花そのものを首切りしちゃうんだって。もともと暖かい気候の生き物のはずなのに、緯度の高い場所で冬が越せちゃうなんて、"Life finds a way."ってとこ?
シカゴの街中で大鷲が野鳥を食い散らかす図ってのも凄まじいね。昔ブライアントパークで鷹師がペストコントロールに協力してたけど、ある日誰かの小型犬を襲ったとかで問題になってたのを思い出したよ。野生を野生なんだよね。
| はちがとぶ | 2010/07/01 5:39 AM |

大きく育つインコ拾っちゃったのね。
でも、良い人(らしき?)に飼って
貰えることになって良かった^^)
しかし、相変わらず、はちがとぶ家は、アニマルプラネットだわ♪
楽しいね。
| diWacci | 2010/07/01 11:30 PM |

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